2014年に火山活動(火山性地震・火山性ガスの成分変化・地殻変動・全磁力変化等)が活発化し、6月3日に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に上がりました。入山できなくなるので、その直前の5月18日に登ってきました(写真はその時のです)。

この噴火警戒レベルが2017年6月7日にレベル1(平常)に引き下げられました。そして2018年1月23日にこの鏡池の北側、1500年前に噴火した火口の近くから新たに噴火が発生しました。

下の写真が規制のあった湯釜火口で、現在も変化は見られず安定しています。

今回噴火し災害のあった範囲は湯釜火口から約1.5km離れており、元々規制されている範囲外でありました。現在は噴火警戒レベル3(入山規制)で、この鏡池から概ね2㎞の範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。

草津白根山と一言で言っても、現火口の評価だけで全体を代表できなかったのです。火山活動の観測・解析・評価の難しさを思い知らされました。

今後詳細な調査を行い、今後の火山災害の防災・減災に生かしていかなければなりません。
被害にあわれた方にお悔やみ申し上げます。