生駒駅の北側、松ヶ丘通りの石積み擁壁崩壊にご注意ください! 【その2】

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生駒駅の北側、松ヶ丘通りの石積み擁壁崩壊にご注意ください! 【その2】

2019/07/21 生駒駅の北側、松ヶ丘通りの石積み擁壁崩壊にご注意ください! 【その2】

一週間ぶりに生駒に帰ってきました。

昨日(7/20)東松ケ丘の自治会長、自主防災会会長、東松ケ丘在住の県会議員さん市会議員さんと現地を確認し話し合いました。

生駒市により危険な歩道は通行止めに指定され看板が掲示されています(写真-1)。しかし多くの方が歩道を通り、ロープが張られた危険個所では歩道から車道にはみ出して通行されています。道路幅が狭く交通量の多い車道であり、大変危険です。その場で撮った数枚の写真の中にも高齢者や子供を乗せた自転車が写ってました(写真-3,4)。

このままでは交通事故の発生が懸念されます。どうすれば西側(生駒山側)歩道の使用を徹底できるか、市の方にどう提言できるか等皆さんで話し合いました。また、緊急対策や今後の恒久的対応について議員の皆さんにアドバイスしました。

現地での話し合いの後、少し踏査を行いました。崩壊寸前危険個所は先週と比べて大きな変化は認められませんでしたが非常に危険な状態のままです(少しでも進行すると崩壊する状況です)。下記に理由を示すように短期間でも集中豪雨が発生すれば崩壊すると考えられます(震度3程度の地震でも)。

どうか皆様、安全のために西側の歩道を通行されるようにお願いします。是非知り合いの方にもお知らせください。

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ここから先は少し専門的なので、興味のある方はお読みください。

この危険な斜面は奈良県指定「生駒市東松ケ丘(001)急傾斜地崩壊警戒区域・特別警戒区域」にほぼ相当します(最後に示す土砂災害警戒区域図 参照)。その中で竹藪の斜面は切土の急傾斜地で、大坂層群の砂層・シルト層が露出しています。ここでは表層崩壊が懸念されます。

その斜面の北側と南側に石積擁壁が連なる斜面が存在します。この南側斜面は元々大阪層群の分布する自然斜面であり、大きく崩壊する可能性は低い比較的安定した斜面です。その斜面の下部や中段に石積擁壁による比較的小規模な盛土(片盛土)が造成されており、そこが非常に不安定化しています(写真-8,9)。擁壁が背後の盛土に押され、はらみ出し開口が進行しています。盛り土は砂やシルトでありその量も比較的少ないものの、崩壊した場合擁壁を構成している石垣が歩道に崩落し、歩行者を襲い非常に危険です。もちろん車両も危険です。

通常表層崩壊等は地下水の挙動が非常に重要となります。ここの場合、写真-10に示すように変状の著しい崩壊寸前危険個所は、斜面上部の表流水が集中する箇所に当たります。その上斜面上部からの排水溝もありオーバーフローが懸念されwます。そのため、長雨の影響よりも、表流水が発生する集中豪雨が引き金になって崩壊が発生する可能性が非常に高いと考えられます。

今後の梅雨末期の集中豪雨や台風に伴う豪雨が心配です。

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