住宅地に潜む「盛土」の危険

ジオサン技術士事務所

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住宅地に潜む「盛土」の危険

★住宅地に潜む「盛土」の危険★ NHK放送

NHK奈良放送局から取材を受け
2月1日「ならナビ」で放送されたレポートです。

紙芝居風に纏めてみました。

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2017年 秋の台風の雨で崩壊した三郷町の住宅地。そこは新しく造成された盛土の宅地でした。

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京都大学 防災研の釜井教授です(学会でいつもお世話になっております)。

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三郷町の現場では、盛土に大量の雨水が溜まり、水圧で擁壁が崩壊しました。

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東日本大震災における仙台市の例

多くの谷埋め盛土上の住宅が被災した。

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谷埋め盛土が地震の揺れにより地すべりを起こし地盤が移動。それにより多くの住宅が被災した。

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盛土宅地の被災状況(地盤が動けば全壊認定を受け住むことはできません)。

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盛土の宅地は・・・・

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自分が住んでいる土地は大丈夫なのか、自ら調べた人がいます。

ここから私の出番です!

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ジオサン技術士事務所の『宅地の自然災害リスク調査』を受けられた鈴木さんです。

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家族思いで防災意識の高い鈴木さん。素敵なファミリーです♪

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そこに現れるジオサン!(本人による再現映像です)

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まずは宅地周りの状況チェック

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NHKなので事務所名は出さずに『専門家』と

せめて『技術士』とか『地質学の専門家』とか 名前ぐらいは・・・・

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事前に解析した資料やまとめた図面はありますがそれはTVに出せないので・・・

無難なところをPC上で説明

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新旧の空中写真を見比べて 地形改変の状況を確認。

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解析結果の説明中  ジェスチャー交えてわかりやすく(^^)

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『宅地の自然災害リスク調査』の結果を受けて、鈴木さんの感想です。
調査の結果、鈴木さんの宅地は約100万年前に堆積したシルトからなるしっかりとした切土地盤で、

水害・土砂災害(土石流、土砂崩れ)・地震時の地盤災害(液状化、地すべり)のリスクが極めて低いことがわかりました。

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嬉しそうですね

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その通り。まずはリスクを知ることが大事です!

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ま と め

釜井先生に「まとめ」して頂きました。

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まず、自分で調べることが大事です。

ただ、「奈良県盛土造成地マップ」では最も盛土造成地の多い奈良市や生駒市北部などは対象外ですし、精度が荒すぎます。

下記の『今昔マップ on the Web』で古い地形図や空中写真と比べて見ることができます。

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最後にアナウンサーが「地盤コンサルタントなど専門家に相談することが有効です。」と言ってましたが、『地盤コンサルタント』と称している会社に相談しても、個人相手に相談に乗ってくれるところは非常に少ないと思います。そこが大きな問題ですね。

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